『ネオ・モノクローム・シティ』

 

何度目のミステイク? イカレてる照明 ノイズまみれの物語で

消滅しそうな勝率 信号もボクを拒絶 感想文は来世で提出するつもりです

おはよう、ミスター性悪説

 

地下700階の教室 爆発寸前のオフィスビル

辛酸で満ちた中ジョッキで交わした乾杯

夢、希望の葬列 ハリボテの賞レース 疑心暗鬼をぶら下げて

 

踏切の前 スタートの合図で死神が産声あげる

 

胸の中にくだらない絶望が潜んでいる

灰色の風が吹いてボクのことを嗤っている

 

まだ未来には届かない左手を伸ばしてみる

暗闇が持つ心臓を殴った気がした

 

幸せには程遠い欠けた月が浮かんでいる

モノクロに染まる街でもう一度笑ってみる

 

まだ間に合うのかな やり直せるのかな

走り出したら 輝けるかな

絶望の朝陽が顔を出したら 震えそうだけど手を繋いでみるよ